今月のマチビト

TORIDORI 水道町
代表

中村 圭佑 さん

取材日2024年34

Q1. お店の紹介とこだわりを教えてください

当店、TORIDORI 水道町店は今年の1月にOPENし、焼き鳥をメインに料理を提供しています。
こだわりとしては、料理の提供だけにとどまらず、「料理×クリエイティブ」を掛け合わせることで、僕たちにしかできないお店作りや、町おこしに貢献することがミッションだと考えています。
食材面では、生産者や販売者との関係性を一番大事にしています。というのも、業者様との信頼関係が成り立っていないと良い食材は入ってこないと思いますし、人や食材へのリスペクトがない料理人は、美味しい料理は決して作れないと思うので、その気持ちはとても大切にしています。
僕たちはまだ若いので、良い食材をきちんと活かしつつ、若さならではの遊び心を加えた料理を提供できればと思っております。

 

Q2. 生産者の方へはどのようにつながっていったのでしょうか

基本的には僕自身が最初に動いて、直接生産者の方にお会いします。作っている方のお顔を実際に見て良い生産者だと感じれば、こちらから取引をお願いしていきました。

Q3. ご自身が街で働くまでの経験や、きっかけを教えてください

元々は西原村のカフェでキャリアをスタートしたのですが、知り合いの不動産の方に「街中に良い居抜きの物件が空いたよ」ということで声をかけていただき新しく始めた店が、最初のトリドリ(TORIDORI)でした。たまたま入居前のテナントが焼き鳥屋だったので同じ焼き鳥屋として始めたのですが、僕自身が料理が好きで、その中でも特に焼き鳥が好きで、料理をしていく内にドンドン焼き鳥屋としての深みにハマっていった感じですね。

 

Q4. 1号店はどこから始まったのですか?

銀杏北通りの地下のお店が最初ですね。2店舗目は上乃裏エリアの2階に店を出しました。その後コロナ禍の影響で、地下があまり良くないという世間のイメージもあり、本店(1号店)を下通りのビルの1階に移しました。
上之裏はコロナ禍が明けたタイミングで閉めたのですが、新しく新市街のプールスコート通りに路面店を出したところ、その時の評判が非常に良く、路面店の強さを知りました。

Q5. お客様と接したり、働いている時に感じるやりがいは何ですか?

僕が一番好きなのは、お客様が誰も携帯を触らず、お客様同士で会話をしてご飯を食べて飲んでもらっている姿を見ることですね。
やっぱり携帯を触っていたらお店に対して満足度がないのかなと思いますし、本当に料理が美味しかったら食べて飲むのに夢中になると思うので、それが見れたときは本当に嬉しいですね。

 

Q6. 熊本の中心市街地の魅力は何だと思われますか?

若者が多いことですね。まあ僕も若いですが笑
地方でこれだけの若者が集まる場所もないと思いますし、若い人のエネルギーで周りが活気づいているのは良いですね。
当店もSNSで発信しているので、SNSをご覧になって来店いただく若いお客様も多いですね。

 

Q7.逆に、もったいない点や現在の(今後の)課題は何だと思われますか?

強いて言えばですが、他の都会と比較すると賃料の高さに対しての人口が少ないですね。TSMCの進出等の追い風を活かして中心の人口を増やしていって欲しいです。

Q8. 最後にKUMAMOTOPICSをご覧になっている方へメッセージをお願いします。

冒頭にも話したのですが、僕たちにしかできないオリジナルのお店作りや、他とは違う魅せ方・楽しませ方を提供していきます。
ぜひ足を運んでいただければ嬉しいです。

TORIDORI / 水道町

住所:熊本市中央区水道町10-1 水道町フォディアビル1F
TEL:096-327-8030
営業時間:Lunch 11:30 – 14:30 Dinner 18:00 – 22:00
定休日:不定休